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TOEIC対策で英字新聞は有効か?ロジカルに解説

この記事は約 7 分で読めます。

管理人のシンイチです。
いつもありがとうございます。

今日はTOEICに取り組む中で
英字新聞を地道に読んでいけば
スキルが上がるのか?

ここについて触れたいと思います。

この手の悩みがある場合は
TOEIC600点台でリスニングは
ある程上がったけれども
リーディングがあがらない。

特にPart7が頭打ちになって
多読を検討している所かと。

結構そういう状況の方が多いんです。
自分も多読はやるべきかを考えましたから。

あなたも同じような状況ですよね?

先ず、結論からお伝えします。

TOEIC対策で英字新聞は効果はありません。
もしやられているなら即やめましょう。

今日はその理由を3つに分けて解説しますね。

 

1.TOEIC対策で英語新聞に効果がない理由

 

TOEICで600点まではPart1、2、5、6を
集中的に勉強すれば点数は上がります。

600点以上の問題はPart7なんですね。
即効性のある対策が難しいパートです。

自分もPart7はかなり苦労した記憶があります。
色々勉強はしたんですが全然上がらない。

Part7では半年以上四苦八苦しました。
結構勉強法を試行錯誤したんです。

その結果をお話しますね。

自分もそうだったんですが
普通Part7で必要とされるのは

大量の文書を「全て」すばやく読むスキル

そんな風に考えられています。

英語業界では「多読」で身につける事ができると
多くの方に思われているスキルなんですよ。

でもよく考えてください。

大体の方は普段は日本語の文章を読んでます。
しかも幼稚園の頃から日本語を読んでいますから、
膨大な量を多読しており早く読めるはず。

おそらくこの記事をお読みの方は
TOEICを半年~1年勉強した位ですよね?

ちょっと位英語を多読したからといって
どんな英語も早く読めるようになると思えます?

普通は無理だと思うんじゃないかと。

絶対不可能と思える位の量を毎日読まないと
日本語と同じレベルにはなりません。

さらに英字新聞ではダメな決定的理由があります。

英字新聞とTOEICでは出て来る話が全然違うんです。

英字新聞では旬なニュースの話とか多いですよね?
あの手の話ってTOEICには絶対出ないんですよ。

TOEICの英語表現はちょっとワザとらしい位に
日常生活やビジネスシーンのものが使われます。

そこに旬なニュースの話題が出るはずもなく。

出て来る内容が違う英字新聞を多読しても
TOEIC的な文章には一切慣れることはできません。

TOEIC的な文章はTOEIC公式問題集だけです。

これって結構な方が理解できていない話なんですよ。

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2.英字新聞の多読以外で有効なのは?

 

英字新聞の多読じゃないならば何がいいの?

そんな風に思われますよね?

実はTOEICのpart7でやるべき勉強は1つ。

それは「精読」です。

ただし、ここでいう精読とは

・Part7の文章構造を理解する
・問題のどこに解答ポイントがあるかを理解する

この2点ですね。

そもそもPart7は文章を一言一句読んでいたら
絶対に最後まで解けないようになっています。

そもそもの話になりますがTOEICというテストは
ビジネスでコミニュケーションを取るスキルを図ります。
そしてそれはかなりの高速性が求められます。

しかながら、

高速に読む = 一言一句素早く読む

そんなはずはないんです。

必要なのはスキミング能力なんですね。

スキミング能力とは要するに流し読みです。
重要じゃない所はさくっと飛ばして、
重要な所だけ拾い読みする事です。

特にPart7では文章をパターンで捉えると
ここは重要とか重要じゃないという事がわかります。

そういう文章構造のパターンを
身につける必要があるんですね。

先に話した通りTOEICの文章は
英字新聞にもないパターンです。

英字新聞を多読してもですよ
スキミング能力は身につきません。

TOEICに最も近いTOEIC公式問題集の
Part7をじっくり分析しましょう。

それでわかったパターンを完全に頭に入れた上で
TOEIC公式問題集のPart7を読む練習が必要です。

その練習をやって行く中でこういう設問は
この辺に解答があるはずという事もわかります。

ですので、TOEICのPart7対策は多読ではなく
精読をする必要があるということなんですね。

この精読のやり方はかなりボリュームのある話になります。

今日の記事には収まらない分量ですので、
近日中に別記事で解説させていただきますね。

 

3.まとめ

 

TOEIC対策で英字新聞は効果がありません。

英字新聞で掲載されている内容は
だいたいは時事性の高いものが多く
TOEICで出てくる内容と違う話題だからです。

TOEICのPart7対策ならTOEIC公式問題集の
Part7を使って文章構造を理解した上で
流し読みできるスキルを身につける事が
最も有効な勉強法になります。

TOEICの勉強で多読が必要なケースはゼロですから
無理に英字新聞なんて読まなくて大丈夫なんです。

朝は日本語の新聞を読みましょう(笑)

実際に自分は英字新聞に限らずに
多読は一切やらずにハイスコアは取れました。

超凡人の自分なりに
検証してきた結果となりますが、

このページに辿り着いてくれた
あなたは遠回りをせずに
近道で進んでください。

お役に立てれば幸いです!^^

今日もありがとうございました^^

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