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洋書の多読はTOEICで効果があるの?必要性を解説

この記事は約 7 分で読めます。

管理人のシンイチです。
いつもありがとうございます。

今日は洋書の「多読」がTOEICで効果があるのか?
これについて自分なりの考えをお伝えしたいと思います。

この手の悩みがある場合は恐らく
TOEICのスコアでリーディングが伸び悩み中で、
TOEICの問題集を解くだけではダメなんじゃないか
そんな風に思われているんでしょう。

大体700点を超えた辺りからの悩みですね。
Part6とPart7でスコアが伸びない。
そんなパターンでしょう。

あなたもきっと同じですよね?

先ず、結論をお伝えしますね。

洋書の多読はTOEICでは一切効果はありません。
今やられているなら即やめましょう。

今日はその理由を4つに分けて解説しますね。

 

1.洋書の多読の効果は?

 

まず考えてみて欲しいんですが、

日本語の本はジャンルによって
文体、表現方法、単語
これらはかなり違いますよね?

例えば、ビジネス本と娯楽系小説は全然違います。

ビジネス本ですと普通はロジカル表現が多いです。
そして娯楽系小説では比喩表現や情景描写が多いですよね?

まったく違う表現です。
もちろん使われる単語も全然違います。

仮にビジネス本に出てくるような表現が
外国の日本語学校のテストにでるとしましょう。

娯楽系小説の表現を勉強していて、
テストでハイスコアが取れますかね?

もちろん取れませんよね?

ここまでよろしいでしょうか?

TOEICに話を戻しますね。

TOEICのPart6とPart7の内容は
ビジネスもしくは日常のシチューションです。

例えば、ハリーポッターの原書に
そんな表現があると思いますか?

TOEICのPart6とPart7は
ハリーポッターの原書とはですね
全然違う表現のはずです。

英語でもジャンルが違うなら
出てくる表現も単語も全然違います。

しつこいようですが(笑)
そこで1つお尋ねしますね。

あなたは日本人ですよね?

「テスト」 にでる英語とは全然違うジャンルの英語
それを多読して点数アップすると思えますか?

点数アップしませんよね?

ですから、いくらハリーポッターを読んでも
TOEICのスコアアップはしないんですよ。
すごく単純な話です。

 

2.そもそも多読は必要?

 

こういう話をすると大体の方は次の質問をされます。

TOEICの文章に近い本を多読すればいいのでは?

これは自分は否定的なんですよ。
何が否定的かというと、「多読」という所です。

TOEICのPART6とPART7のリーディング対策は
「多読」ではないと思っているからです。

例えば、PART7ですと
レター形式の文章を読んで
解答をする問題があります。

あれを早く読めるようになるには、
そもそも英文のレターはどういう形式で
どういう論理構造で書かれるものなのか?

そのフォーマットの理解が必須です。

例えば、あなたは日本語で書かれた手紙をもらった時に
端から端まで読みますか?

違いますよね?

まあ、内容次第ということはありますが、
大体は重要そうな所だけ読みますよね?

それと同じ事ができるようになる必要があるわけです。
なぜならTOEICではネイティブ並のスピードで読むんですから。

これは簡単にいうと文章の構造を知った上で、
必要そうな所だけを読む能力です。

つまり「拾い読み」です。

拾い読みをができるようになるには
文章のフォーマットを理解する「精読」を
やらないといけないんですよ。

本当に必要なのは「精読」です。

まず、どんな文章構造になっているかを
分析的に読む必要があるんですよ。

同じようなシチュエーションでも
英語は日本語とはロジックが違います。

あなたは恐らく日本語の文章の流れしか知りませんし、
それに英語の文章構造をさほど意識していないはずかと。

もちろん恐らく精読はしてないでしょう。

ですから、TOEIC700点辺りで
リーディングで伸び悩むは当たり前です。

よく学校の先生が多読をするようにといいます。

あれはそもそもTOEICの試験の特徴を
全く理解していない発言なんです。
真に受けちゃだめですよ。

英語の勉強とTOEICの勉強を混同していますから。

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3.何をやればいいのか?

 

じゃ、どうすればいいのかですよね?

自分がひたすらやった事です。

おそらくお持ちでしょうがTOEICの公式問題集を使います。
Part6とPart7の文章のフォーマット分析をすればいいだけです。

TOEICの公式問題集以外に
TOEICでてくる文章構造を理解するのに
適した素材はありえませんよね?

仮にあっとしてもTOEIC公式問題集の分析を徹底的にやって、
それで時間がありあまっていたら探す位でしょう。

でも、ほとんどの人はそんな事をやる前に
900点に到達するはずです。

ただし、このTOEICの公式問題集を使った精読は
この記事で扱うと膨大な量になってしまいます。

近いうちに別記事にしますので、
しばしお待ちくださいね。

 

4.まとめ

 

洋書の多読はTOEICで効果はありません。

その理由は多読用の本とTOEICでは
使われる表現や単語が全然違うからです。

まったく違うジャンルの英語を必死に読んでも
直接的にスコアアップに寄与はしませんよね?

必要なのはTOEIC公式問題集の分析「だけ」です。

それをやるだけで700点を脱出することは可能です。

色々なものに手を出さなくといいんです。
TOEIC公式問題集をやるだけでOKですよ。

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