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TOEIC直前の技術の使い方はどうするの?効果と欠点も解説

この記事は約 15 分で読めます。

TOEIC直前の技術

管理人のシンイチです。
いつもありがとうございます。

今日は

「TOEIC L&Rテスト 直前の技術」

についてお伝えしたいと思います。

TOEICでは割と有名な参考書ですね。

この本を買おうと思われる方は
どこかでかなり使える本だというのを
知ったばかりではないでしょうか?

そして、
直前の技術というタイトルですから
少なくとも1ヶ月以内に
本番テストを受けられるはず。

そんな目先の話ならば

・どうやって使うといいのか?
・どの位効果があるのか?

この辺りは重要な話。

先ず、結論からお伝えしますね。

最大の効果を出すには4週間必要です。
400点後半なら少なくとも50点は上がります。

その辺りを5つに分けて解説します。

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TOEIC直前の技術を詳細解説

【別冊模試・CD-ROM・音声DL付】TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術

TOEICの本というのは
現在のスコアによって
使う参考書も違いますし
勉強するポイントも違うんですね。

TOEIC直前の技術という本を
まだお持ちでない方に向けて

・どんな構成の本で
・どんな方にオススメで
・どうやって使うと最も効果あるのか?

この辺りを説明します。

本の構成

実はこのTOEIC直前の技術という本は
359ページもある本なんですよ。

構成としては

① 各パート毎のテクニックの解説⇒練習問題
② 模擬試験が2回分

という順番で構成されています。

①の部分を11日間で勉強するという構成。
②の模擬試験分は余裕があったらやってください

となっています。

つまり①がこの本のキモ。

①は具体的には各パートを以下のスケジュールで
勉強していくことが推奨されています。

Part2 1~2日目
Part5 3~4日目
Part6 5日目
Part3 6~7日目
Part4 8日目
Part7 9~10日目
Part1 11日目

という日割りなんですね。

ですので、2週間あれば
一通りのテクニックを学べます。

実際のこの時間割で自分もやってみました。

特に無理はないスケジュールであり
7日間位でもやろうと思えばできます。

本の内容

この本で解説されている技術は
48個あるんですね。

いくつかご紹介しましょう。

(Part2の技術例)

「質問に登場した単語を含む選択肢は選ばない」

(Part5の技術例)

「品詞の問題は空所だけ見て5秒で解く」

こんな感じで非常に具体的であり
あいまいさが全くないんですよ。

確かに知ってさえいれば
即座に使いこなせるものが多いんですね。

この本に書いてある技術を知った上で
勉強するのとしないのとでは
スコアアップまでかかる時間は雲泥の差。

対象となる方

実際自分がこの本にかかれている
技術を知ったのは最初にTOEICを受けた
相当後でした。

最初にTOEICを受けて400点台。

それで全然役に立たない通信教育を
受けて3ヶ月勉強してスコアが上がらない。

そのときに初めて今回ご紹介する
技術の本を読んだわけです。

かなりの衝撃でした。

技術を知った上で勉強した結果
400点台後半から600点を達成したんですよ。

そういった意味でいいますと
TOEICの問題が技術で解ける部分が
何かを知らない方にはオススメです。

具体的にスコアでいいますと
現在400点台~500点台の方です。

使ってはいけない方

逆に使ってもあまり効果がないという方も
決まっているんですね。

400点以下の方と600点以上の方です。

● 400点以下の場合

現在のスコアが400点以下の場合は
英語から長い間遠ざかっており
ざっくりしたレベルでの英文法すら
危うい方なはずなんですね。

その場合はTOEICの技術以前の状態です。

まずは薄い文法書を使って
英文法を思い出すところから
始められるのがいいでしょう。

● 600点以上の場合

600点以上を既にお持ちの方ですと
おそらくこの本に書かれている技術は
ほとんど知っているはずです。

ただし
この本のようないわゆるテクニック本を
一切勉強したことがないのであれば
ざっと眺めていただくにはいいかと思います。

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使い方

さて、実際の使い方の話になります。

最初の方でこの本は11日間かけて
1周勉強する本だとお伝えしました。

確かに一切TOEICの技術を知らない方であれば
1周するだけで大分スコアが違うはずです。

(Part2の技術例)

「質問に登場した単語を含む選択肢は選ばない」

こんな技術を知ってるだけで
Part2で解ける問題は1~2問は増える
はずですから。

そういった意味でいいますと
まずは本にかかれている通り

各パート毎のテクニックの解説⇒練習問題

を11日でこなして本番に望むということだけで
あなたのスコアはある程度は上がります。

しかしながら
もし時間的余裕が1ヶ月あるならば
50点位は上がる可能性がありますよ。

本番テストまでに残された時間毎に
勉強法を解説します。

本番まで1ヶ月ある場合

人間は誰しも1回やっただけで
完璧にできたりしないんですね。

直前の技術という本に関しても
同じなんですよ。

48個の技術を11日間で頭にいれて
本番テスト中に使いこなす。

できそうにありませんよね?

少なくとも2回やってはじめて
理解できるのが普通の人間です。

ですから
この本は4週間前から開始して
2回解くことをオススメします。

その前提条件で解説をしていきますね。

まずはオススメの使い方からです。

勉強方法勉強時間
①直前の技術を解く平日 1時間/日
②公式問題集を解く休日 4時間

①は本が推奨している11日でやります。
②を1日で終わらせる感じですね。

週1日程度の予備日をもたせています。

それで2週間で1サイクル。

それを2回実施しますので
4週間かかります。

この勉強法のポイントは

② 公式問題集を解く

です。

この②では

・本番テストと同じ2時間で解いて
・残り2時間で答え合わせ

となります。

答え合わせは単に丸付けだけはありません。

間違えた理由や技術をうまく使えたかを
振り返る時間も含まれています。

結局は本番テストで結果を出すことが重要。

そうであるなら

本番相当の質を問題が収録されている
公式問題集で技術を使ってみることは
本番テスト当日の状態なわけです。

本番まで2週間しかない場合

この本は11日で48個の技術を覚える
スケジュールですが実際は無理です。

本番当日に使えるレベルになるのは
48個のうちの半分もありません。

スコアが上がりやすい技術に
フォ―カスするのが得策です。

実は48個の技術は2つに大別できます。

① 英語力があってこそ使える
② 英語力なしで使える

そして②はPart1とPart2の技術だけです。

なぜならこの2つのパートは
一部の単語が聞き取れれば
自動的に解答が決まるケースがあるんですよ。

それ以外のパートは

・リスニング力
・語彙力
・速読力

が必須です。

確かに技術としてはポイントがありますが
そもそもの英語力が必要とされるわけです。

というわけで
2週間前からこの本で勉強をされるなら
Part1とPart2だけ勉強しましょう。

効果

この本で勉強しただけで100点アップ
という話もネット上で見受けられます。

ただしそれは半分まぐれか
そこそこ英語の実力があった方でしょう。

個人的な感触ではありますが
400点後半の方ならば4週間の勉強で
50点位ならあがります。

自分の経験からいいますと
技術を全然知らなかったときは
全くスコアが伸びませんでした。

そこで

・技術を学び
・語彙力を増やし
・耳を鍛えることで

500点⇒635点を8ヶ月で達成しました。

8ヶ月で135点だったら
4週間で50点だとおかしいのでは?

そう思われるかもしれません。

しかしながら、
TOEICは本来英語力を測るテストですので
英語力なしで使える技術はそこまで多くは
ないんですね。

4週間で50点程度ならあがりますが
そもそもの英語力を身に付けないと
絶対スコアはあがらないんですよ。

リスニング力
語彙力
速読力

これらは地道な努力の上で身につく力です。

そういった意味でいきますと
4週間の勉強で50点を技術だけであげましょう。

その後で英語力を身につける勉強をして
英語力が前提となっている技術を使えば
600点台到達は間違いないです。

欠点

最後にこの本の欠点をお伝えします。

この本はあくまで技術だけを
解説しているんですよ。

ですので、通常のTOEICの参考書の内容は
ばっさりとカットされています。

よって、スコアが400点前半までの方には
この本は効果がないと思ってください。

なぜかといいます400点前後ですと

・頻出単語を全然覚えていない
・中学レベルの文法を思い出せてない

という状況にあるはず。

その辺りのフォローが一切ないんです。

① 単語・熟語の解説が一切ない

大体の参考書や問題集は
本の中に出てきた頻出語句の意味が
欄外や各単元毎にまとめられています。

それらが一切ないんですよ。

もちろん問題そのものの和訳は
載ってはいるのでどういう意味かは
わかるはずではあるんですが。

そういった意味でいいますと
TOEICの頻出単語が全然わからないと
問題文を全然読めないと思います。

頻出単語や熟語だけが網羅された
専門の単語集を6割程度は知らないと
ちょっとキビシイかもしれません。

② 基本的な英文法の解説がない

元々技術に特化した本ですので、
文法そのものの解説はありません。

問題を解く上でのひっかかりそうな部分
に特化した解説程度なんです。

つまり中学レベルの英文法は
わかっていることが前提で
解説がされています。

以上。

逆にいいますと400点台後半ですと

頻出単語も少しは知っており
中学レベルの英文法は理解はできるはず。

そこまで出来ているなら
ぜひともこの本で勉強されても大丈夫です。

評判

これらの評判はほんの一握り。

世の中ではこの直前の技術という本は
基本的に評価が高いんですね。

評価が低いケースというのは

・テクニックだけでハイスコアは無理
・英語でテクニックなんて本質じゃない

というような話なんですよ。

TOEICを【技術】として捉えて
初心者レベルが使えるように
分析した本としては誰もが認めています。

自分は900点取りましたけれども
正直技術を知らなかったら
せいぜい700点どまりだったでしょうね。

就活や昇進のために
600点や700点辺りを狙われるなら
直前の技術は必須ですよ。

シンイチのまとめ&考察

「TOEIC L&Rテスト 直前の技術」は
4週間かけて2回繰り返す必要があります。

また、本に付属の模擬試験ではなく
公式問題集を解くことも合わせて
実施してください。

また、ある程度の語彙力と
中学生程度の文法力も必須です。

そう考えますと
この本を使って4週間でスコアを伸ばせるのは
400点台のスコアお持ちの方となります。

今回ご説明したようなテクニック本を
一度も使ったことがない方。

ぜひ一度勉強されてみては
いかかでしょうか?

TOEICは所詮テストであり
攻略法があるということがわかるはず。

さくっと50点位をアップしておきましょう。

ちなみに今日お話した中で
公式問題集を使って直前の技術を
身につけるとお伝えしました。

実際をお話しますと
それ以外にも多面的に利用するんですね。

その詳細はこちらをごらんください。

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今日もありがとうございました^^

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