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管理人のシンイチです。
いつもありがとうございます。
今日は「TOEICは仕事で活かせるのか?」
についてお伝えしたいと思います。
この手のことをお考えの場合は
700点位のスコアをお持ちの
学生の方ではないでしょうか?
あなたも今同じように考えていますよね?
先ず、結論からお伝えしますね。
TOEICは600~900点でも
仕事ではさほど役に立ちませんよ。
その辺りを5つに分けて解説します。
1.TOEICは仕事に活かせない
せっかくTOEICの点数が
就活で書けるレベルにはなった。
まあ、700点位でしょう。
実際にそのスコアを活かせる仕事って
あるんだろうか?
そう思われるのは当然。
自分も900点をとった時は
海外赴任の辞令がくるのかと思いましたから^^;
しかしながら、
おそらく多くの大企業では
TOEICのスコアが仕事に
直接活かせることはありません。
にわかには信じられないでしょう。
あんなにTOEICの勉強をしたあなたならば。
2.必要なのはコミュニケーション力
自分のプロフィールは
・東証一部上場の会社勤務
・課長レベルのポジション
という感じなんですね。
そんなポジションで400点台から
900点台まで2年半でスコアを上げました。
そんな中でTOEICを活かした仕事を
したことは1回もありません^^;
なぜなら会社で使う英語というのは
会話をする能力や英文メールを書く能力ですから。
いわゆるコミュニケーション力です。
TOEICはリスニングとリーディングしか
テストに出ませんよね?
とすると、TOEICで勉強した能力って
さほど役には立たないとおわかりですよね?
3.リスニングは役にたつ
自分がTOEICを真剣に勉強して
唯一役にたったことがあります。
仕事相手が海外から来たときに
相手が英語で話してくるんですよ。
その際に相手の言っていることが
通訳なしでも概ね理解できるということです。
相手がナチュラルなスピード話してくると
確かに全然わかりません。
そんな時は「More slowly」とか言って
ちょっとゆっくり目に話してもらうと
80%位は通訳なしで理解できます。
これだけは仕事で役に立ちました。
ただし、年に1~2回しかありませんから
年中役にたってはいませんよ。
なお、
600点位でも相手がゆっくり話してくれれば
900点で理解できるのと同じレベルになります。
そういった意味でいいますと
ある程度TOEICで耳が英語に慣れていれば
交渉相手が言っている英語はわかるはずです。
こちらが理解できないといえば
ゆっくり話してくれますから。
4.昇進に役立ちます
正直、一般的な大企業でTOEICは
仕事というよりも昇進で役に立ちます。
多くの企業では昇進での足切りとして
TOEICのスコアが使われているんですね。
自分の知っている範囲でいいますと
課長レベルに昇進する際には
今は大体600点が必要なんですよ。
TOEICで600点をとったという実績が
会社のシステム上で記録されていないと
どんなに実務能力があり
英語でコミュニケーションできても
昇進は絶対できないんですよ。
大学ではあまり広まっていない
大企業の内情は以下でお伝えしています。
5.シンイチのまとめ&考察
まとめますと
・TOEICを直接活かせる仕事はありません
・昇進ではTOEICスコアで足切りされます。
となります。
TOEICは仕事に活かすというより
昇進の際に使われているというのが
企業で実情となります。
この辺りは大学生の方には
絶対わからない話なんですね。
ですが、
会社にいると当たり前の話で
誰でも知っていることとなります。
企業ではいったん指標として採用されると
簡単に別のものに切り替わりません。
そういった意味では
TOEICは仕事では役に立たないけれども
重要性はしばらくは変わらない。
そうお考えください。
今日もありがとうございました^^