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TOEIC IPの違いは何なのか?最も大きな差はオンライン受験

この記事は約 9 分で読めます。

管理人のシンイチです。
いつもありがとうございます。

今日は
「TOEIC IPは何が違うのか?」
についてお伝えしたいと思います。

この手のことをお考えの方は
恐らく就活でTOEICを活用されたい
はずですよね?

あなたもそうでしょう。

先ず、結論からお伝えしますね。

最大の違いはオンライン受験です

その辺りを3つに分けて解説します。

1.公開とIPの違い

公開テストとIPテストは
どちらも1回受ければ
違いがあることはわかるんですね。

ただし、いきなり両方受ける方が
あまりいないのも事実。

まずはTOEIC IPを受けるメリットは
ご理解いただきたいと思います。

メリットは大きく3つあります。

① 受験料が安い
② 試験のチャンスが増える
③ オンラインで受けられる

1つ1つ解説します。

① 受験料が安い

IPは企業では福利厚生の一環として
無料で受けれることが多いですね。

自分の勤めている会社では
1年に1回は無料で受けれます。

大学でも英語のクラス分けなどで
活用されていますから無料のケースも
多いはず。

ただし、自腹で受ける場合でいいますと
2020年4月からは

公開テスト ・・・ 6490円 (税込み)
IPテスト  ・・・ 4230円(税込み

となっています。

なんとIPは2260円も安いですね^^

1回受けて終了ならば金額の際は
そこまで大きくはありません。

ですが、就活目的ならば1回で
済むことはなく何度か受けます。

ならば、安く受けられるというのは重要です。

② 試験のチャンスが増える

TOEICの公開テストは概ね月1回実施されており
日曜に開催されています。

IPの場合は会社ですと平日の就業時間後や就業中。
大学でも公開テストとは違う日に設定されるはず。

さきほどもお伝えいたしました
TOEICは1回受けて終わりのテストではありません。

目的のための必須なスコアを達成するまでは
何度も受ける必要があります。

ただし、TOEICは同じ実力でもスコアが
数十点レベルで変わるんですね。

そう考えますと
例えば就活のギリギリにならば
TOEICを受けれるだけ受けて最高点を
ESに書きたいと思われるはず。

であるならば、問題のめぐり合わせに期待して
公開テストもIPテストも可能な限り受ける。

そんなやり方もありです。

③ オンラインで受けられる

さて、実はこのメリットが
今後は一番大きいかもしれません。

TOEICは公開でもIPでも
オンラインでのテストは実施されて
いなかったんですよ。

ですが、
2020年4月よりIPテストに限って
オンラインで受けれるように変わっています。

プレスリリース|iibc

オンラインでのポイントは

・時間が1時間(公開テストは2時間)
・テスト終了と同時に結果がわかる(公開テストは30日以内)
・問題数は90問(公開テストは200問)

ということなんですね。
今までのTOEIC IPとも違っています。

2020年3月時点ではコロナウィルスの影響で
TOEICの公開テストがいつ再開されるかも
ちょっと危うい感じです。

そういう状況を踏まえた上で
東京外語大学では2020年4月のTOEIC IPを
オンラインで実施することが決まっています。

TOEIC-IPテスト(2020年度春学期実施)について|東京外語大学

学校での各種作業などを軽減するという意味でも
TOEIC IPはオンラインで実施する流れが
加速する可能性が大です。

さて、これまで3つの大きなポイントを
お伝えしてきました。

IPテストのオンラインの話を含めて
違いを詳細に表形式で示したものが
TOEIC公式で公開されています。

2つの受験制度について|iibc

ご確認ください。

2.TOEIC IPで就活はOK?

ここまでで
TOEIC IPのメリットは
ご理解いただけましたよね?

さて、就活をされている方からすると

「公式が必須なのかな?」
「IPだとだめなのかな?」

そう思われるのもわかります。

なぜならば会社によっては公式しか
認めないという話がネットでは
掲載されているからなんですね。

ただし、それはほとんどの方には
関係ないはずなんですよ。

大企業であっても多くの会社では
公開とIPは区別していません。

区別がないということの事例を
簡単に解説しますね。

自分の勤めている会社では
昇進の際にTOEICスコアが
一定レベルに達していないと
足切りになるんですよ。

その足切りに合わないように
自分はTOEICは受けたんですね。

その昇進の際に使われたスコアは
公開ではなくIPテストのスコアです。

ですから
就活の場合だけ公開テストの結果じゃない
だめってことがほとんどありえないはず。

これは自分の会社だけではなく
大学のときの仲のいい同窓生の
会社はどこも同じです。

同じ大学を出ていますので
仲のいい同窓生もそこそこの
大企業で勤めています。

そう考えますとあなたは就活で狙っている
会社が英会話学校というような英語に特化した
就職先でない限りがIPテストの結果で
十分なはずですよ。

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3.公式もIPも区別しない理由

公開とIPを区別しないかを
論理的に解説します。

公開とIPの問題の質は同じであると
TOEICの運営は標榜しています。

実際IPは確かに大学が行っていますが
問題はTOEICの公式団体が提供しています。

なので、問題の質は公開テストと同じ(はず?)

ですから、社内的には公開テストでもIPでも
まったく同じですというロジックなんですよ。

実際のところは微妙に違うんですよ^^

IPはちょっと前の公開テストを再利用しています。
TOEICは最新の問題ほど難しい傾向にあります。

ですから、問題をリサイクルしているIPは
公開テストよりちょっと簡単なケースがあるんですね。

しかしながら、
そんなことは建前論を優先する大企業では
一切関係ありません。

TOEICで昇進の足切りをするわけですから
会社としてもTOEICを受ける環境は
可能な限り整備しておく必要があります。

問題のレベルが同じなら
会社としてもIPテストを導入して
積極的に受けさせた方がいいと思っているんですね。

そもそも会社ではTOEICで
本当の英語力を測っていません。

就活生にはTOEICという英語テストに向けて
努力できる人なのかを見ているだけです。

会社員には海外赴任してもらう必要が出たら
努力すれば海外拠点で英語で最低限のコミュニケーション
ができる人なんだよねということを見ています。

公開とIPの微妙な難易度はそんな観点からいくと
誤差の範囲なんですよ^^

これがいわゆる大企業の論理なんですね。

4.シンイチのまとめ&考察

まとめますと

・IPテストの方がメリットが大きい
・普通は就活目的ならIPテストでも問題ない

となります。

就活という事を考えますと
ちょっとした細かいことでも
気にされるのはわかります。

ですが、所詮TOEICはテストであり
公開とIPの難易度差異は気にしません。

最後は公開テストもIPテストも受けまくって
点数が良かったほうをESに書けばいいだけです。

あまり気にされなくとも大丈夫ですよ。

今日もありがとうございました^^

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