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管理人のシンイチです。
いつもありがとうございます。
今日は「TOEIC Bridgeの年齢層」
についてお伝えしたいと思います。
この手の悩みがある場合は
恐らく既に社会人の方でしょう。
ネットでちょっと調べたら
高校生位がメインのテストっぽい。
会場にいって社会人が
すごく少なかったらイヤだな。
そんな気持ちになっているはず。
あなたも今同じように考えていますよね?
先ず、結論からお伝えしますね。
メインは学生です。
ただし公開テストで社会人が
目立ったりはしません。
その辺りを4つに分けて解説します。
1.年齢層のメイン
TOEIC Bridgeの年齢層のメインは
学生であるというのは間違いない
事実です。
2019年度の受験者数の内訳を記載しますね。
TOEIC Bridgeでは
学校などの団体が主催するIPテストと
TOEIC Bridgeの運営団体が主催する
公開テストの2種類があります。
それぞれの受験者数は下記の通り。
(公開テスト)
| 全体 | 社会人 | 学生 |
|---|---|---|
| 2,682 | 1,012 | 1,614 |
(IPテスト)
| 全体 | 企業・団体 | 学校 |
|---|---|---|
| 141,084 | 18,489 | 122,595 |
出典:TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2020
これらのデータを見ると
2つ気づくことがあります。
・年齢層としては学生がメイン
・公開テストよりIPテストがメイン
ということです。
2.公開テストの状況
公開テストを受ける人数は
冒頭で説明したとおり年間でも
たった2700名弱しかいないんです。
その中で社会人が1012人で
学生が1614名なわけです。
そして社会人と学生の比率は 1:1.6程度。
そこまで学生がめちゃくちゃ多い
わけではないんですね。
公開テストの会場にいっても
ちょっと学生が多いかなと思う
程度なはずですよ。
ですので、
学生が多くて浮いてしまうのではと
気に留める必要はまったくありません。
3.IPテストの状況
学生の場合はIPテストが122,592名
公開テストが1614名となっています。
その差は約76倍^^;
実は学生は公開テストではなく
IPテストを受けているんですよ。
学校毎にいいますとIPテストは
以下のような受験者数です。
| 中学 | 高校 | 高専 | 短大 | 大学 |
|---|---|---|---|---|
| 3,332 | 22,308 | 8,171 | 1,361 | 51,767 |
出典:TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2020
これからわかることは
大学が最も多く、次が高校ということです。
これには明確な理由はあります。
大学と高校では
TOEIC Bridgeを半強制的に学校から
受けさせられるからなんですね。
大きく3パターンがあります。
① 大学入学時のクラス分け
② 推薦入学 & 内部進学
③ 学校からの強制
1つ1つ解説します。
① 大学入学時のクラス分け
大学入学前後で入学後の英語授業の
クラス分けをするために使われます。
いわゆるプレースメントテストと
呼ばれるものですね。
取れたスコアに応じた実力のクラスに
自動的に入れられるわけなんですよ。
② 推薦入学 & 内部進学
大学への推薦入学や
高校から大学への進学の際に
TOEIC Bridgeのスコアが一定以上でないと
いけないという制限があったりするんですね。
具体的には以下のようなことです。
Q.法政大学への進学について教えてください。
A.法政大学へ進学するためには、一定の基準を満たさなくてはなりません。
具体的には、日常の成績が一定以上に達し、大学の指定する所定の英語試験(TOEIC BridgeRなど)および法政大学三付属校対象の「基礎的思考力確認テスト」で一定の成績を修めたものは、全員法政大学のいずれかの学部に進学することができます。TOEIC BridgeRに関しては年に二回、学校内で受験の機会を設けます。また、自主的に学校外で受験してもかまいませんので、一度でも課せられた点数をクリアすればいいことになります。
③ 学校からの強制
中学や高校で普段の授業に関する
テスト以外で英語のテストが実施
されるケースがあります。
学校で習った出題範囲とは関係なしに
包括的な実力を確認するために
実施されるわけです。
その場合は主に外部機関が実施している
英語のテストを実施することが
多いんですよ。
一昔前は英検一択でしたが
最近はTOEICが使われるケースも
あるんですね。
ただし通常のTOEICではあまりに難しく
中学で習う単語や英文法で解ける
TOEIC Bridgeが使われることが
多いんです。
そんな場合に通常の公開テストではなく
学校内で開催されるIPテストが使われる
というわけです。
4.シンイチのまとめ&考察
まとめますと、
・TOEIC Bridgeは学生主体のテスト
・でも公開テストは学生ばかりでない
となります。
TOEICは結構難しいので
勉強しても最初は撃沈ということがあります。
難易度がそれほど高くないTOEIC Bridgeで
はずみをつけるというのもありですね。
今日もありがとうございました^^

