管理人のシンイチです。
いつもありがとうございます。
ここではTOEICの「就活」での評価について
自分の経験からお伝えしたいと思います。
TOEICが何点だと就活では有利か?
点数が低いとどのくらい不利か?
簡単にいうとそういう話になります。
もしTOEICのスコアが400点だと
就活では問答無用で足切りされる
そんな話ですとまずいですよね?
TOEICに関して就活の際に気になることは
多々あるかと思います。
先ず、最も気になることからお伝えしますね。
TOEICのスコアは巷で考えられているほど
就活では決定的な要素ではありません。
ただし、普通は入社時は600点位はとってますよ。
この辺りの話を3回に分けて解説しますね。
1.TOEICの点数は就活で評価される?
自分は東証一部上場でグローバルで展開して
社員数数万人規模の会社に勤務しています。
会社名は大学生位の方ならばご存知かと。
そんな会社の中にいるとTOEICの点数は
人事評価での重みが年々増しているのが
ひしひしと感じられますね。
実は自分の勤務している会社では
課長への昇進からはTOEICの点数で
足切りされてしまうんです!
昇進の候補は事業部単位で決めますが
その時点でスコアが昇進の基準点に
達していないとアウト。
候補の中にすら入れません。
つまりですね
昇進の面接試験すら受けれない
という話です。
昔はそこまでではなかったんですが、
今は容赦なく足切りです。
ですので、入社した後はかなり非情な世界なんです。
さて、学生の方が就活で
TOEICの点数で足切りされているかは
正直自分は人事ではありませんので
わかりません。
ただし会社に入社してくる新人を見ていれば
大体どういう基準なのかはわかりますね。
とてつもないスコアはいませんし、
全然ダメという人もいません。
総じてそこまで英語力が高いとは
感じないんですね。
具体的には900点という新人はいませんし
高くて700点台というところです。
色々話してみても英語力というよりは
総合的な実力で就活を突破している印象。
もちろん全員TOEICは受けており、
おそらく履歴書に点数は書いてるはずです。
なぜなら、事業部への配属の時に
全員もれなく自己紹介をするんですが
なぜか全員TOEICの点数を書いてますから。
そんな事はだれも強制してないのにですよ。
そこからみても全員TOEICの点数は
かなり意識してきたんだろうとわかります。
さて会社の中にいるとわかるんですが、
実はTOEICの点数とビジネス交渉の英語力は
あまり関係ないと全員が知っています。
人事ももちろんそんな事は知っており、
単にTOEICの点数が低いだけで
足切りをしてるはずはないんですね。
正直学生の方は少し過剰反応してますよ。
2.目安は何点位?
そうはいってもTOEIC300点とかは
さすがにありえませんよ。
なぜなら他の人はほぼ全員それなりの点数を
履歴書に書いてるはずですから。
全く同じレベルなら少しでも優秀ということが
数値で示されてる方を取りますよね?
前の方で新人の例をお話ししましたが、
平均的には600点くらいですね。
ダメでも500点台。
300点や400点台はゼロです。
国内の会社で新人にいきなり英語力を求める会社
そんな会社は知っている範囲ではありません。
ですが、600点位は取って履歴書に書いておく方が
無難でしょう。
ちなみに300点や400点位ですと、
コツコツやる勉強が苦手なのかなと思われます。
500点や600点程度はすこし真面目に
勉強すればとれるはずと人事も知ってますから。
逆にいうと800点とか900点というハイスコアを
目指す必要は一切ありませんよ。
自然とそうなったのならいいんですが、
就活のためだけにそこまではやり過ぎです。
正直そんな新人が自分の部下になったら
ちょっと仕事がしづらいですね(汗)
なにか英語が使える仕事を希望してたのかな?
そんな風に思ってしまい、
モチベーション下がってないかが
気になってしまいます。
3.まとめ
就活でしたら600点あれば大丈夫ですね。
ただしそれで有利になるというよりも
横一線の際にポジティブ評価される程度です。
あまりに低い点数はいかがなものとなりますが
ハイスコアを必死に取るのも考えものです。
会社では就活生にそこまで求めてませんので。
よほど英語力を重視する会社でないかぎり
必要以上の勉強をする必要はありません。
所詮TOEICで本物の英語力が測れるとは
会社の中の人は誰も思ってませんし。
さて、ここまでは就活の際に
最も気になることを触れました。
でも、他にも気になる事はありますよね?
例えば、
学校が主催したTOEIC IPのスコアを
履歴書に書いていいのか ?
理系の職種だけどもTOEICの点数は
とっておかないとだめなのか?
とかですね。
人生を左右する話ですから
考えはじめると気になることは
割とたくさんあります。
このサイトでは
会社の中にいるからこそわかる話を
忌憚なく掲載してありますので
ぜひとも参考にしてくださいね。
大学入学直後でも就活直前でも
お役にたてるはずです。
もちろん入社された後もですよ。
今日もありがとうございました^^